ノリパン(韓国農楽)
日本の学校に通う子供を持つ在日コリアンが集まり、 朝鮮半島の文化に触れる機会をと、1985年発足しました。 その後、日本人も参加し、舞踊や打楽器を学びました。 1987年から長野県美麻村ではじまったサムルノリワークショップに、 1988年から91年まで参加しました。サムルノリとチャンゴに出会い衝撃を受け、 現在もその影響を受けています。 1991年から93年に行われたサムルノリ名古屋ワークショップへの参加をはさみ、 1990年と、1994年からは毎年、韓国から講師を招き合宿を行ってきました。 特に1995年からはノルムマチ・サムルノリのメンバーやチン・オクソプ氏(演出・評論家) を中心に固城五広大保存会の先生方、韓国伝統舞踊家のパク・キョンラン先生を講師として招いています。 レパートリーは、サムルノリや農楽から、タルチュム(仮面舞劇)、プチェチュム(扇舞)など韓国舞踊まで広がりつつあります。 メンバーは数家族の参加をはじめ二十数人です。コリアンと日本人の比率は公称半々です。 最近では、学生など若者の参加も増え、さらなる広がりをみせています。出演依頼も少なくありませんが、 基本はあくまでも集い、共に楽しく学ぶことにあります。