佐渡・青木鬼太鼓(青木鬼太鼓保存会)
佐渡島の郷土芸能「鬼太鼓」の団体。子ども鬼太鼓→青年会→保存会と継承されている。
●能をルーツに持つ鬼太鼓であることから、面は「シカミ面」と「ベシミ面」を基本とした面になっている。
●佐渡には100余りの鬼太鼓団体があるといわれているが、「青木鬼太鼓」は、いわゆる「国中系鬼太鼓」「獅子鬼太鼓」「舟下系鬼太鼓」で、約20年位前までは祭礼前になると「舟下鬼太鼓保存会」の舞の師匠から指導をいただいていた。
毎年4月15日に行われる、青木熊野神社の例祭で、朝5時に神社で祭り一日の成功祈願の奉納後、集落内約150件の家々を廻り、夜12時くらいに神社へ戻り〆の奉納をする。
佐渡では各種祝い事には、欠かせないものとなっており、五穀豊穣・子孫繁栄・家内安全等を祈願するものであるため、結婚式から各種イベントまで依頼をいただいています。
【ストーリー】
太鼓を社に見立て、封印をとかれた「鬼」が社から出てきて、田畑を荒らしているところに「獅子」が現れ格闘し、再び社へ追い詰め封印するというもの。