2011.3.西暦一九九九年の大晦日、東京で始まる。隊員の英国・ロシア遊学からの帰国で加速し、歴史問題に触れる音楽活動とともに伝統文化を地平に引きずり下ろすチンピラ落語の会などを催す。平成廿三年元旦と廿四年敗戦の日に無料音源を流出する中、東北震災を契機に一気に十数人の和楽器編成へと爆発。脱原発デモや地方再生催しなど神出鬼没な演奏を得意とし、地方探索と研究、映画、職人、農、寺子屋など、隊員それぞれの活動も展開。その主張、風貌から「江戸へ導く装置」と呼ばれる。
今年の夏、新潟県で行われる大地の芸術祭では、展示のほかに村々を渡り歩く二十数キロの練り歩きなどで助太刀予定。また、隊員・野中克哉監督によるドキュメンタリー映画「根っこは何処へゆく」( http://futureisprimitive.com )が完成し、各地で上映がはじまる。
切腹ピストルズ(せっぷくぴすとるず)Twitter:@seppuku_pistols