アジアの獅子舞大集結
ー日本、中国、韓国、琉球の獅子舞ー

獅子舞には、悪魔祓い、飢饉や疫病を追い払う意味が込められています。
獅子舞は、インドから中国へ、中国から日本へ伝わったといわれています。
噛み付く→神が付くの語呂合わせから、獅子舞に頭を噛み付かれると邪気を祓い、魔除けになると言われています。

 

日本の獅子舞/まんまる企画

獅子は昔から厄除け厄払いの神さまとして伝えられてきました。
日本各地に様々な獅子がありますが、今日は江戸の獅子を舞います。
獅子にかまれるといいことがあるといわれています。また、わるいところをかまれると治るともいわれています。獅子は昔から厄除け厄払いの神さまとして伝えられてきました。
日本各地に様々な獅子がありますが、今日は江戸の獅子を舞います。

 

中国獅子舞(南方獅子舞)/中国獅子舞クラブ

吉祥のシンボルとして必ず登場する想像上の動物で、その動きを想定した獅子舞は五穀豊穣を願う、農民の間で生まれ、伝えられ広められました。
北方、南方獅子の区別は楊子江を境に北、南と分けられ北方獅子舞と南方獅子舞の2種類となり、主に北方獅子舞は宮廷で舞われ、南方獅子舞は民間の祝事等で舞われました。

南方獅子舞

広東省仏山地方と鶴山地方が発祥地であるといわれ、特に広東省と広西省で盛んになった。 武術拳法家が獅子を退治したときの模様を舞踏にしただけに、中国武術の「功夫」が基礎となっている。従って南方獅子舞は武術館によって伝授されているのが特徴である。

 

韓国獅子舞(サジャチュム)/アンデミ ノルムセ

「獅子舞」は韓国のいたる所で見られるがその中で一番独立された「獅子舞」として「北清獅子舞」プッチョン 獅子舞を上げられる。
朝鮮半島 威鏡南道北清郡 ハムギョンナムド プッチョングン で獅子の面を被った踊り継がれた民俗遊びで、獅子には邪悪な魔物を退ける力があると信じられていたため、悪魔を追い払い、村の平和や五穀豊穣などの願いがかけられ、獅子舞に噛まれると無病息災と言われている。韓国を代表する獅子舞です。

 

琉球獅子舞/琉球国祭り太鼓 愛知支部

沖縄の獅子舞の歴史と文化

沖縄の獅子舞は中国から伝来したといわれていますが、いつ頃伝わったのかも定かではなく、演目や様式の広さから一度のみの移入ではないという説が強いようです。大陸文化だけでなく本州の文化も習合し、現在の形に至っていると考えられています。
本州の獅子舞と大きく異なる点は、胴体が幌(幕)で覆われているのではなく、体全体が毛に覆われていることです。毛の色も単色・五色と見た目も様々。着ぐるみのようになっている胴体の中に二人一組で入って獅子を演じます。
オリエンタル文化を受け継ぎ、赤や緑色に塗られた獅子頭の表情も豊か。
沖縄本島では一頭、宮古・八重山諸島では雄雌一対の二頭で舞われ、各地域ごとに獅子舞の由来や獅子型も違い、県内には約180近くの獅子舞があるといわれています。

※終活ねっと記事から抜粋