浪曲やホーメイを思わせる倍音豊かな野太い歌声、ブルースにも通じるリズムと煌びやかな響きを持つ奄美竪琴で即興性溢れる新しいシマ唄を創り出している、奄美大島にあらわれた幻の音楽の伝承者、盛島貴男。
伝説の盲目の唄者、里国隆氏の影響を大きく受けながらもソウルやモータウン、フォークなど幅広い音楽を愛する盛島独自の切り口で全国の民謡、俗謡をアレンジして歌い続けている。
奄美大島のライブハウスへの出演などで話題を呼び、ハシケン、スティーブエトウ、遠藤ミチロウなど数多くのミュージシャンを虜にしてきた盛島貴男の65歳にして待望の1stアルバムを最近発売したとこである。